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感謝と希望、そしてともに歩む

  • Writer: Catholic  Fuji Church
    Catholic Fuji Church
  • 2 days ago
  • 3 min read

2026年の新しい年を迎えるにあたり、多様な文化や言語、そしてそれぞれの歩みをもつ私たち

小教区教会共同体の皆さまお一人おひとりに、心より新年のご挨拶を申し上げます。新しい年

は、立ち止まって感謝を振り返り、希望をもって未来を見つめ直す機会でもあります。その年

のはじまりを、神の母マリアの祭日とともに迎えられることは、私たちにとって大きな恵みで

す。教会はこの日、私たちをマリアの母としての取り次ぎにゆだねます。マリアは、いのちを

神からの賜物として受け取り、先の見えない中でも神を信頼して歩むことを、静かに教えてく

ださいます。私たちもマリアとともに、この一年を神の愛に満ちた御手にお委ねしたいと思い

ます。

先日、共同宣教司牧委員会よりe-メールにて、成井大介司教による講演の資料をお送りいただ

きました。その講演の中で司教は、回勅『ラウダート・シ』および日本司教団メッセージ『見

よ、それはきわめてよかった』に基づき、インテグラル・エコロジー(総合的エコロジー)に

ついて深く考察しておられました。その中で、特に心に残ったのは、私たちキリスト者の世界

への応答は、恐れや不安、問題解決から始まるのではなく、賛美と感謝から始まるべきである

というメッセージです。私たちのいのち、文化、違い、そして被造界のすべては、まず神から

与えられた大切な賜物なのです。

インテグラル・エコロジーは、すべてのいのちが深く結び合っていることを思い起こさ

せてくれます。被造物を大切にすることは、人を大切にすることでもあります。それは

、神との関係、他者との関係、自然との関係、そして自分自身との関係において、調和

を回復するよう私たちを招いています。多文化的な小教区教会共同体である私たちにと

って、互いを尊重し、耳を傾け、忍耐と憐れみをもって関わることは、信仰を生きるた

めの具体的な姿です。

講演の中で、もう一つ強く心に残った言葉があります。それは、最も深刻なエコロジーの危機

は、人間の心の危機であるという指摘です。真の変化は、制度や技術の改善だけでなく、心の

内側からの刷新、すなわち回心から始まります。この回心は、私たちの生活のあり方や消費の

習慣、そして自分と異なる人々との関わり方を、誠実に見つめ直すことへと私たちを導きます

。日々の小さな選択―何を買うか、資源をどのように使うか、他者にどのような言葉や態度で

接するか―それらひとつひとつが、実は道徳的で霊的な行為であり、私たちがどのような世界

、どのような小教区を築こうとしているのかを静かに語っています。

兄弟姉妹の皆さん、主任司祭として私は、2026年を次のような心で、ともに歩んでいくようお

招きしたいと思います。

 神の賜物に感謝しながら歩むこと

 互いに心を配り合いながら歩むこと

 被造物を尊びながら歩むこと

 そして、絶えざる回心に心を開いて歩むこと

神の母マリアをたたえながら、いのちを大切に心に納め、日々の生活の中で、静かに、しかし

誠実に神に「はい」とお応えすることを、マリアから学びたいと思います。この新しい年、希


望をもってともに歩み、互いを大切にし、神から託された被造界を守りながら、すべての人に

とっての「家庭」となる小教区を築いていきましょう。

主が、2026年を歩む皆さまとご家族の上に、平和と健康、そして深い喜びを豊かに注いでくだ

さいますように。


デサンパラド ロエド

 
 
 

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